NPO法人ダイバーシティワールドとは?


現役コンサルタントを中心とするプロフェッショナル集団です。





日本国家の税収50兆円に対し借金は1124兆円

通常であればギリシャ同様、破綻を起こすには十分な額です。これは民間の預貯金・保険の掛け金・年金の積立金1219兆円にかろうじて支えられているに過ぎません。そんな危機的な状況も普段の生活ではあまり感じられないのも日本ならでは。社会に関心を持って日本のためにと社会参加されている方は、東日本大震災がきっかけとなり少しずつ増えてきているものの、まだまだ少ないのが現実です。


こんな状況下で私たちは何もしなくてよいのでしょうか?

日本がなくなったら、みなさんはどこへ行きますか?税金をたっぷり納めているのだからと、政治家・行政だけに責任を押し付け、任せきりでよいのでしょうか?日本の政治家・行政は世界的にも稀有で手厚い社会保障制度を作りました。そのおかげで日本の平均寿命は世界一となりました。そしてこれからの日本は深刻な少子高齢化社会を迎えます。何か私たちにできることはないのでしょうか?
現代の日本人に必要なのは、国民がひとつとなり、本気で日本を、本気で世界をよくして行こうという「他者・社会への関心」「社会への参加意識」ではないでしょうか?


NPOは有志が集まって形成される小さな政府

NPOは有志が集まって形成される小さな政府であり、理事会は小さな国会、実行する方たちが小さく社会で実証実験を進める官僚。そしてその活動の必要性が社会に広く、強く認められれば新たな法律を生み出すまでの政策提言に繋がる。NPOがそのような確固たる信念を持ち取り組み続けることができれば、社会にとってとても価値ある活動に進化するものとなり、参加したメンバーは社会に対し自信を持って「自分が何を成し遂げた人物」であるのか、明言できるようになるものと考えています。これからの時代、「学歴が何である」ということの重要さはグルーバルスタンダードで薄れ、それより「何を成し遂げた人物」であるかが、社会にとって貴重な価値になると考えています。
NPOが活躍するフィールドである第3セクター(ソーシャルセクター)には、民間、行政が手を出しにくく、難易度の高い問題がたくさん転がっている。つまり儲からない、税金がかかり過ぎる問題である。それを拾って果敢に解決へ向け挑戦し続けているがNPOとお考えください。
あなたが持つそのプロフェッショナルなスキルで、難易度の高い問題の解決に挑戦してみませんか?困難な闘いですが、きっとお金では図ることのできない、貴重な体験が待っています。


3つのセクターが連携した「トライセクター」創出の時代へ

もう日本国家には、ソーシャルビジネス(=公益事業)へ投資する体力は目減りする一方、余力は十分に残されていません。ソーシャルビジネスは政治家・行政(パブリックセクター)でなくとも、ビジネスのプロである民間企業(ビジネスセクター)やその他有志の団体(ソーシャルセクター)でも担えるはずです。これが「第3の公共」という節税効果です。ダイバーシティワールドは、「人生の10%を社会参加へ」のスローガンの下、様々な社会問題の解決のために、様々な業界の有志であるプロフェッショナルが集い立ち上がった「ソーシャルイシュードリブン型プロジェクト」で構成されており、より大きなソーシャルインパクトを巻き起こすためのソーシャルビジネスのインキュベーション、そして3つのセクターが連携した「トライセクター」の創出に取り組んでいます。


日本はソーシャルビジネス先進国として新たな道を

日本人の心に自然と根付いてている「道徳心」こそが、日本のリーサルウエポン。日本が世界のリーダーとして生き残るためには、日本が「ソーシャルビジネス先進国」となり、世界に新たな道、モデルケースを示すことにあると考えています。


実際に創造して、実行して、継続するのがいちばん大変

こんな社会問題がある、たいへんな問題だ、と指摘するのは簡単です。社会問題の解決策について、こんなアイデアはどうか、いやそんなのはダメだ、と議論・批判・評論するのは簡単です。実際に創造して、実行して、継続するのがいちばん大変です。ダイバーシティワールドは、プラン二ング、クリエイティブ、エグゼキューションの順番ですべてをやりきり、社会問題が根本解決するまでサスティナビリティな活動を継続し、できるだけたくさんの社会問題の解決へチャレンジしていきます。


ダイバーシティワールドが大切にしていること

ダイバーシティワールドには、このスキルで社会貢献がしたいという何らかのプロフェッショナルな方のみが参加し、各自の多様性を尊重しながら、当事者としての参加意識を持つこと(受け身にならないこと)を重視したスタイルでプロジェクトを運営しています。それは以下のことを実現する団体として、とても重要なことであると考えているからです。

・より難易度の高い社会問題の解決に取り組むこと。
・より大きな社会的インパクトを巻き起こすこと。

ダイバーシティワールドはプロフェッショナルによる、プロフェッショナルのための、ソーシャルインパクトドリブンな団体です。



NPO法人ダイバーシティワールド
理事長 三上 幸司